ブレーメン観光で行きたい世界遺産&おすすめスポットまとめ!人気のお土産も!

北ドイツを代表する人気観光地、ブレーメン。「ブレーメンの音楽隊」で知られ、美しい市庁舎とローラン像は世界遺産に登録されています。ここではブレーメンのおすすめ観光スポットやブレーメンで楽しみたい食事、お土産などを紹介します。ブレーメンの旅を楽しんでください。

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目次

  1. 1ブレーメンの観光を楽しもう!
  2. 2ブレーメンってどんなところ?
  3. 3ブレーメンへのアクセス
  4. 4ブレーメンのおすすめ観光シーズンは?
  5. 5ブレーメンのおすすめ観光スポット1:ブレーメン市庁舎
  6. 6ブレーメンのおすすめ観光スポット2:ローラント像
  7. 7ブレーメンのおすすめ観光スポット3:ブレーメンの音楽隊像
  8. 8ブレーメンのおすすめ観光スポット4:ベトヒャー通り
  9. 9ブレーメンのおすすめ観光スポット5:聖ペトリ大聖堂
  10. 10ブレーメンのおすすめ観光スポット6:シュノーア地区
  11. 11ブレーメンのおすすめ観光スポット7:海外博物館
  12. 12ブレーメンのおすすめ観光スポット8:クリスマスマーケット
  13. 13ブレーメンのおすすめグルメ1:グリュンコールとピンケルヴルスト
  14. 14ブレーメンのおすすめグルメ2:ラプスカウス
  15. 15ブレーメンのおすすめグルメ3:ブレーマー・クニップ
  16. 16ブレーメン観光でおすすめのお土産
  17. 17ブレーメンへ観光に行こう!

ブレーメンの観光を楽しもう!

ドイツ北西部に位置する港町、ブレーメン。童話「ブレーメンの音楽隊」の舞台として、世界中に知られている有名なドイツの都市です。美しい市庁舎とローラン像はブレーメンのシンボルで、世界遺産にも登録されています。まるでおとぎの国に迷い込んだシュノア地区など見どころもたくさん。ここではブレーメンの魅力を紹介します。

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ブレーメンってどんなところ?

ドイツ・ブレーメンの歴史は古く、8世紀後半まで遡ります。ブレーメンは14世紀にハンザ同盟に加入すると、商業都市として栄えました。第二次世界大戦中は、造船や航空機・機械などの工場があったため、空爆の標的となり街全体が戦火に包まれました。奇跡的に戦火を逃れた市庁舎とローラン像は世界遺産に登録されています。

現在ブレーメンはドイツで有数の工業都市で、ハイテク産業や科学、宇宙関連企業などが盛んです。またサッカーチーム「ヴェルダー・ブレーメン」の本拠地でもあり、日本選手が活躍していることでも知られています。

ブレーメンへのアクセス

日本からブレーメンまでの直行便はなく、ドイツの都市を経由して行きます。ミュンヘンやフランクフルト経由で行くと、乗り換えが少ないため便利です。空港から市街地まではトラムを利用できます。所要時間は約20分です。

鉄道を利用する場合は、ハンブルクからは特急で約1時間です。また、ハノーファーからは約1時間、ケルンからは約2時間45分です。

ブレーメンのおすすめ観光シーズンは?

ブレーメンがある北ドイツの夏は東京より涼しく、また湿度も低く過ごしやすいのが特徴です。夏の最高気温は25度くらいで、雨も少なく観光が楽しめます。一方、冬の寒さは厳しく、最高気温が0度を下回ることもあります。降雪量は少なく、雪が降っても積もることはあまりありません。

旅行のベストシーズンは5~9月で、天気も安定し快適な旅ができます。この時期の服装としては、日中は夏服で過ごすことができますが、涼しい日もあるので薄手の上着やカーディガンがあるといいでしょう。9月に入ると気温が急に下がり、9月下旬は東京の11月くらいの気温です。防寒対策をしっかりとしましょう。

4~5月は春といってもまだ寒い日が多く、訪れる際には厚いジャケットが必要です。特に4月はまだ気温が低く、最高気温が10度の日もあります。6月になると暖かく感じる日が多くなります。

ブレーメンのおすすめ観光スポット1:ブレーメン市庁舎

ドイツ・ブレーメンの中心にあるマルクト広場に面して建つ市庁舎は、ユネスコの世界遺産に登録されています。ブレーメンがハンザ同盟に加入した後、1405年から5年の歳月をかけて建てられました。17世紀に北ドイツ独特のヴェーザールネッサンス様式で増築されています。特に壮麗な装飾のファサードは一見の価値があります。

世界遺産のブレーメン市庁舎は、ガイドツアーによって内部を見学することができます。中でも大会議室は部屋の隅々まで細かい装飾が施されていて、その豪華な内装に驚かされることでしょう。

地下には市庁舎が建てられたときから創業しているレストラン「ラーツケラー」があり、ブレーメンの郷土料理が味わえます。ワインセラーはドイツ最古のもので、600種類以上のワインが並びます。その光景は圧巻で、内部を見学できる試飲付きのガイドツアーもあります。

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ブレーメンのおすすめ観光スポット2:ローラント像

ドイツ・ブレーメンのマルクト広場に建つローラント像は市庁舎とともに、ユネスコの世界遺産に登録されています。ローラント像は高さ5.5メートルの石像で、中世に作られた自立式の石像の中では最大のものです。中世叙事詩に登場する伝説の騎士を形どったもので、この像がある限りブレーメンは滅びないと固く信じられています。

第2次世界大戦中は、ブレーメンの自由と独立の象徴として、市民たちがローレンス像と市庁舎を囲いによって覆い、戦火から守ったと伝えらえています。ブレーメンには全部で4つのローラント像がありますが、世界遺産に登録されているのはマルクト広場に建つこの像です。

ブレーメンのおすすめ観光スポット3:ブレーメンの音楽隊像

ブレーメンの音楽隊像はマルクト広場にある人気観光名所です。ブレーメンの世界遺産、市庁舎の北西の壁の前に建っています。同じく世界遺産のローラント像に比べると小さく、ひっそりと佇んでいますが、ブレーメンの有名観光名所の1つです。

ブレーメンの音楽隊はグリム童話の1つで、人間に捨てられた動物たちが協力して生きていく姿を描いています。像は高さが約2メートルあり、ロバ・イヌ・ネコ・ニワトリが順に乗っています。

このロバの前足を撫でながら願い事をすると叶うという言い伝えがあります。動物たちは実際にはブレーメンにたどり着いていないのですが、世界遺産のローラント像とともにブレーメンのシンボルとして親しまれています。

ブレーメンのおすすめ観光スポット4:ベトヒャー通り

ベトヒャー通りはブレーメンで最も人気があるストリートです。わずか110メートルほどの短い通りですが、個性あふれるレンガ造りの建物が並び、昔ながらの落ち着いた街並みが楽しめます。20世紀前半にコーヒー商人として成功したロゼリウスが私財を投じて作った通りで、フォトジェニックなおしゃれなスポットとして人気があります。

短い通りには、ブティックやインテリアショップ、雑貨店、カフェ、レストランなどが軒を連ねています。また個性的な建築物が並び、「グロッケンシュピール」と呼ばれるマイセン磁器30個で作られた仕掛け時計、「天国の間」と呼ばれる青と白のガラス天井で作られた広間など、多くの見どころがあります。

ブレーメンのおすすめ観光スポット5:聖ペトリ大聖堂

2本の尖塔が印象的な聖ペトリ大聖堂は、1042年頃に建築されたゴシック様式の教会です。マルクト広場に面して立ち、ブレーメンのシンボルとして長く人々に親しまれています。火災に見舞われるなど何度か修復・改築が繰り返されています。また第二次世界大戦では大きな被害を受け、改修されて現在に至っています。

内部は美しいステンドグラスやリリーフで飾られています。大聖堂には博物館が併設されていて、中世の司祭の墓や壁画、銀の祭壇などの見どころがあります。合せて訪れるといいでしょう。また、大聖堂の塔は冬季を除いて登ることができ、ここからブレーメンの街並みを一望することができます。

ブレーメンのおすすめ観光スポット6:シュノーア地区

シュノーア地区はブレーメンの中で最も古くから栄えた地区です。細い路地が迷路のように入り組み、16世紀に建てられた間口の小さな木組の家々が立ち並んでいます。現在は古い家を利用したカフェやレストラン、ショップなどが多く並び、ショッピングエリアとして人気があります。

ブレーメンのかわいいお土産を探すなら、シュノーア地がおすすめです。木製のおもちゃや「ブレーメンの音楽隊」をモチーフにしたお土産が見つかるのもこのエリアです。また、ブレーメンの郷土料理が味わえるレストランも多くあり、食事スポットとしてもおすすめです。ぶらぶらと散策を楽しみながら、食事スポットを探しましょう。

ブレーメンのおすすめ観光スポット7:海外博物館

海外博物館はドイツ・ブレーメン中央駅の駅前にあります。入口に建つ日本の鳥居が目印です。世界の文化や自然を紹介した博物館で、1階はアジアのコーナーになっています。日本家屋などが展示され、外国から見た日本を知るいい機会でしょう。

ギフト・ショップでは世界中から集めたお土産が販売されていて、おもしろいお土産が見つかるかもしれません。

ブレーメンのおすすめ観光スポット8:クリスマスマーケット

ドイツでは、冬の風物詩としてクリスマスマーケットが各地で盛大に行われます。ブルーメンでも大小さまざまのクリスマスマーケットが開かれますが、一番賑やかなのはマルクト広場で開催されるクリスマスマーケットです。広場の中心にクリスマスタワーという塔が作られ、それを囲むように屋台がぎっしりと立ちます。

クリスマスマーケット定番のグリューワインをはじめ、ドイツの伝統菓子やソーセージなどドイツらしいグルメが楽しめます。また工芸品や手作り品、かわいい雑貨などが並び、お土産を探すのもおすすめです。この時期は街中がイルミネーションでキラキラと輝き、情緒あふれる光景が楽しめます。

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ブレーメンのおすすめグルメ1:グリュンコールとピンケルヴルスト

ブルーメンを冬に訪れるなら、グリュンコールとピンケルヴルストというご当地グルメがおすすめです。リュンコールとは冬にしか食べられない野菜で、日本ではケールと呼ばれ青汁の原料になっています。日本では食事には使われませんが、北ドイツでは多くのレストランでグリュンコールを食事として提供します。

じっくり煮込んだグリュンコールに合うのがピンケルヴルストというソーセージで、ブルーメンのご当地グルメとして有名です。合い挽き肉とオート麦、タマネギを混ぜて作ったもので、ポロポロとした食感のソーセージです。冬の食事には欠かせないアイテムなので、地ビールと一緒に楽しんでください。

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ブレーメンのおすすめグルメ2:ラプスカウス

ドイツの食事といえばソーセージを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。北ドイツは海に面していることから、魚介類を使った料理も有名です。ラプスカウスは北ドイツの郷土料理で、コンビーフ、ジャガイモ、タマネギを煮込み、目玉焼きをトッピングした料理です。

ラプスカウスは別名「船乗りの雑炊」と呼ばれる食事です。船乗りの保存食であるコンビーフを使っているのが特徴です。レストランによってバリエーションがあり、魚の切り身を添えるところもあります。ブレーメンで食事をする際にはぜひ味わってみてください。

ブレーメンのおすすめグルメ3:ブレーマー・クニップ

ブレーマー・クニップはブレーメンの郷土料理です。クニップというソーセージは、肉を使わずにオーツ麦や大麦、ラードなどで作っていましたが、現在ではひき肉が中心で雑穀の割合はあまり多くありません。ブレーマー・クニップは崩したハンバーグといった感じの料理で、ブレーメンの食事の際に試してみたい料理の1つです。

ブレーマー・クニップはピクルスとジャーマンポテト、リンゴピュレを添えるのが定番です。市販のものがスーパーで売られているのでお土産にもおすすめです。

ブレーメンをはじめ北ドイツでは、生のままライ麦パンに乗せたり、輪切りにしてカリッと焼いておつまみに食べたりします。ブレーメンの食事の際にはぜひ味わってください。

ブレーメン観光でおすすめのお土産

ブレーメンにはかわいい雑貨店が多く、お土産探しも楽しい街です。特にシュノーア地区やベトヒャー通りにはかわいい雑貨を扱うショップが多く、女の子が喜びそうなお土産がたくさん並んでいます。ここではブルーメンを訪れたら手に入れたいお土産を紹介しましょう。街歩きを楽しみながら、おすすめを見つけてください。

ブレーメンならではのお土産「ブレーメンの音楽隊グッズ」

ブレーメンを訪れたら、お土産におすすめなのが「ブレーメンの音楽隊」のグッズです。シュノーア地区のお土産屋には、マグネット、木製のオーナメント、マグカップなど「ブレーメンの音楽隊」をモチーフにしたグッズがたくさん並んでいます。中でもエコバックは値段も安く軽いため、お土産に人気があります。

ブレーメンの伝統菓子「ブレーマー クラベン」

シュノーア地区の「シュノーアのパンとブレーメン銘菓」では、「ブレーマー クラベン」と呼ばれる伝統菓子を販売していて、こちらもお土産に人気があります。フルーツの砂糖付けを生地に練り込んだお菓子で、クリスマスの伝統菓子「シュトーレン」に似ていますが、それよりもしっとりとした味合いです。

カラフルなキャンディ「ブレーマー ボンボン」

「ブレーマー ボンボン」はブルーメンのシュノーア地区にあるキャンディショップです。工房が併設されていて、キャンディを作る様子を近くから見ることができます。子供連れにもおすすめの楽しいショップです。また、4人以上でキャンディ作りを体験することもでき、オリジナルのキャンディをお土産にすることができます。

ショップには100種類以上ものキャンディが並んでいて、気に入ったキャンディを袋に詰めてもらうことができます。かわいいキャンディは、女の子へのお土産にぴったりです。

ブレーメンへ観光に行こう!

ブレーメンの観光スポットやおすすめの食事、お土産などを紹介しました。ブルーメンには世界遺産があり、かわいい街並みが楽しめるドイツの人気観光都市です。ブルーメンを訪れた際には散策や食事、ショッピングなどを楽しんでください。ここで紹介した観光スポットを訪れ、ブルーメンの旅行を満喫してください!

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